妊娠7か月~3人目の赤ちゃんを通して、出産後に本当に必要な赤ちゃんグッズを考える~

趣味

今年の五月末で、私は産後1年を迎える。

お腹の中には現在0歳の息子と年子になる予定の娘がいるのだが、まだ1年しか経ってないないのに、意外と産後の赤ちゃんグッズが足りていないことに気が付いた。

3人も子供が居たら、いくら夫が身を粉にして働いてもお金は増えるどころか減るばかり。

そう、三人目の出産には、一人目のようにお金はかけられないのだ!!!(一人目に実際お金をかけられたかはおいておいて)

そこで今回、本当に産前に用意すべき赤ちゃんグッズは何か改めて考えてみることした。

アプリや雑誌に載ってる出産準備品。本当にそんなにいる?????

自宅にある在庫と、サイトに載っている赤ちゃん用品を見比べて、何が足りないかざっと調べなおしてみた。

サイトに載っていた出産前に準備する用品一覧はこんな感じ。

入院時に必要なもの
診察券、保険証、母子健康手帳、小銭、洗面用具、タオル、スリッパ、湯のみなど
母親用
授乳用ブラジャー、母乳パッド、産褥(さんじょく)ショ−ツ、ウエストニッパー、ガードル、授乳用パジャマ、生理用ナプキン、ママの下着、ママ用洗浄綿
赤ちゃん用
おくるみ、チャイルドシート、短肌着、長肌着、ベビー用ドレス、ベビーベッド、ふとんセット、シーツ、タオルケット、枕、マザーズバック、ベビーカー、哺乳びん、哺乳びん用乳首、哺乳びん用ブラシ、調乳ポット、ガーゼハンカチ、ベビー用綿棒、ベビー用つめきり、清浄綿、体温計、温湿度計、体重計、ベビーバス、洗面器、湯温計、バスタオル、沐浴ガーゼ、全身シャンプー、ローション

え、こんなにいる・・・?まじで?

なんていうか、赤ちゃん用品を買わせたいだけの企業側の思惑がプンプン匂ってくる・・・。

「かわいい赤ん坊のためなら、このくらいだせるよなあ??」
「ああ!!赤ちゃん用品メーカーさま!可愛い我が子のためならそのくらい・・・!」
みたいな感じだ。
完全な被害妄想だけど。

一応これでも自分自身で2度の出産を経験している。同居していた兄夫婦や里帰りしていた姉・妹・母親のいなかった従妹の出産も合わせれば、生まれたてほやほやの赤ちゃんと暮らした経験はざっと数えても10回はくだらない。

なのできっと、本当に広告なしの本音で必要なものだけをピックアップできるはずだ。

1個ずつ、本当に必要か考えてみたので、我が家のようにお金をかけられない家庭の参考になると嬉しい。

入院時に必要なもの

ぶっちゃけこれは、産院による

病院によっては「出産準備グッズ」として用意しているものがあるからだ。

そしてもちろんその中身は病院で違う

長女を産んだ病院で用意されていた出産準備グッズ
ナプキン(L/M/Sサイズ各1袋)、タオル(2枚)、箱ティッシュ(1箱)、スリッパ
おしりふき(1袋)、ベビー用ガーゼハンカチ(5枚)、洗面用品はシャワー室にあり
長男を産んだ産院で用意されていた出産準備グッズ
室内用スリッパ、歯ブラシセット、ヘアバンド、ヘアブラシ、洗面用品、赤ちゃん用品は別途支給

上記は産院のHPから抜粋したものだが、これ以外にも産院がベビー用品のメーカーと提携していたりして入院中に話を聞くだけでタダでもらえるものがあったり、備え付けられていて用意が不要なものや、必要になる都度産院から提供してもらい会計時に精算するものがあったりする。

HPをチラ見しただけでは、本当に必要なものはわからないと思ったほうがいい。

だから、入院時に必要なものは、サイトやアプリをうのみにせず実際に出産する産院に聞くべし!!!!!

とはいっても入院時の生活のシミュレーションはしておいたほうがいい。

お産をして1週間まるまる入院するのだ。1週間も過ごすとなると、必要なものは人によって結構違ったりする。お産の時もそうで、それは趣味嗜好の話だけではなく、体のダメージも人それぞれなのだ。

恥ずかしい話だが私は長女の出産のときは、お産のダメージが非常に大きくて、産後1か月はまともに歩けもしなかったし、なんならうん〇だって漏れてた。

出血が多くて止まらなかったので、産院が用意してくれていたナプキンの量じゃとても足りなかったし、最初用意していなかった大人用オムツを履いて過ごしたりもした。初めての授乳で乳首が切れて、入院中に急遽母に乳首パットを買ってきてもらうこともあった。

反対に息子の出産のときは、無痛分娩だったこともあり産後のダメージはかなり少なかった。ただ娘の時の産院と違っておやつがでなかったので、授乳と出産で「無理してでも大量に食べろ」と体がシグナルを出している時期には3度の食事だけではエネルギーが足りず、産後おかしくなっているメンタルのせいでガチで泣いた。あと元気すぎて息子が寝てる間にswitchで遊んでたりもした。

そのくらい、病院ごと、人ごと、お産ごとに、必要なものは変わってくる。

つまり本当に必要なものは、もともこもない言い方になるが、急遽必要になったものをその都度買いにいける人手である。

それが一番用意するのが難しいんだ!!って人は、やはり自分なりにシミュレーションして、必要になるものを揃えるしかない。個人的には病院で買えるもので、今後絶対に消費することが確定しているもの以外は、買わないで様子を見たほうがいいと思っている。

母親用の準備品

授乳用ブラジャー…母乳育児をするかどうか、したい希望があってもでるかどうかわからない中、最初から「私は完母で育てるんだ!!!」と意気込みすぎるのは経験者としてはあまりオススメはしない。そういう点でも、授乳用ブラジャーは少量でいいと思われる。個人的には4枚もあれば最初は十分だ。ただし、母乳がダバダバ漏れるほど出るタイプだと、替えは多めにほしくなるかもしれない。それでも結局変えたものも母乳がダバダバあふれて濡れるので、古いタオルを詰めておくほうをお勧めしたい。

母乳パッド…こちらも授乳用ブラジャーと同じで、母乳が出るかどうかも(特に初産では)わからないのに、母乳パッドは買わなくていいと思っている。そんなもの、妊娠祝いの企業プレゼントでもらったもので済ませて、足りないときは買いにいけるまで要らないタオルでもつめておけって話である(熱心なタオル教信者の声より)。

産褥(さんじょく)ショ−ツ…これはおそらく病院でも数枚は用意しておくよう指定される。産後のズタズタになったお股にはこのショーツが欠かせない。ただし、帝王切開の場合については、枚数が変わるかもしれない。なんなら必要ないのかもしれないが、帝王切開を経験した妹によれば、大き目のショーツで傷口に当たりづらかったため、産後も使用していたらしい(帝王切開は未経験のため、リアルな話ができず申し訳ない)。自分が該当するお産によって、用意する枚数を変更しよう。私は4枚ほど準備していた。

ウエストニッパー…これは産後すぐは使えないと思う。少なくとも私は無理だ。

ガードル…同じく産後すぐに体型を気にしている余裕はない。そんなもの新たなかよわい命の前では二の次だ。

授乳用パジャマ…これもおそらく産院で指定が入るのではないだろうか。事前準備する人には前開きのボタンタイプをお勧めしたい。私が産院で指定されたパジャマはどちらの病院もそのタイプだった。こちらも季節にあったものを3着準備すれば十分だろう。

生理用ナプキン…私は初産で大量に消費したがそれも妊婦の体調によるので、病院で買えるかどうか確認して量を決めるといいと思われる。私は初産では普通分娩なうえ、出産時のトラブルのせいか出血は多かった。病院で用意してくれていたナプキン(L/M/Sサイズ各1袋)と、自分で用意していたお産パッドは3日目にはなくなっていたかと思う。でもそれも人によるし、産後病院内をスタスタ歩いていたお母さんもいたことから、病院で買えるかどうか確認して、不安なら夜用ナプキンを多めに用意しておけばいいと思う。夜用ナプキンなら出産後も使えるので無駄にはならない。これから赤ちゃんを大人になるまで育てていくのだから、お金は使わずにすめばそれにこしたことはない。

ママの下着…産前の大きなお腹に対応できる下着はあったほうがいい。私はユニクロのシームレスショーツを愛用している。ゴムがないのでお腹をしめつけず快適だ。

ママ用洗浄綿…正直な話をしよう。なにそれ?と思って検索をかけた、それほど使った覚えがない。どうやら赤ちゃんのお顔を拭いたり、自分の悪露の処理に使ったりするらしい。そんなもん、おしりふきで十分である。

赤ちゃん用の準備品

おくるみ…こちらは「あってもいい」。私の子は寒い時期に生まれた子がいないので、ガーゼ生地のバスタオルで十分だった。

チャイルドシート…車を持っている人は必需品。自治体から補助金や貸し出しもやっているので、チェックしよう。

短肌着、長肌着、ベビー用ドレス…これも必需品。だがどれがどのくらいいるかは、その人と赤ちゃんの生活の仕方や生まれてくる季節による。お金を節約したいなら、少な目に買って、必要なときに買いに行けるあるいは届けてもらえる準備をしておくといい。ユニクロの赤ちゃん用品はわりとオススメできる。生地もしっかりしているし、スナップボタンの色が付け間違えやすいところから変えてあって、何も考えずに(あるいは暴れてる赤ちゃん相手でも)留めやすいところがポイントだ。

ベビーベッド…これは「あってもいい」が「なくてもいい」。我が家は猫がいることから第1子の時から準備をしたが、使う期間は非常に短い。第2子の時も同様だ。ただ今お腹にいる第3子は、2番目との年子になるので、お兄ちゃんからの攻撃を防ぐために必要になりそうだなあと思っている。

ふとんセット、シーツ、タオルケット、枕…正直、ベビーベッドを用意しないのであれば赤ちゃんサイズのこれらは要らなかった。ただまあ、ベビーベッドを使っている時期もあるにはあるので、あってよかったけど、めちゃくちゃ高いんだよね、ベビー布団。退院前から病院で添い寝も添い乳もしていたので、早々と赤ちゃんと一緒に寝ることになったので、使用頻度は高くない。

マザーズバック…別にマザーズバッグでなくてもいいのだ。大量に入ればそれで。加えて言うなら一か月健診を過ぎるまで赤ちゃんと外出することはほぼほぼない人が多いだろう。哺乳瓶を持ち歩くかどうかでサイズも変わってくる。産後気楽に動けるようになってから、すでに持っているバッグで足りないのなら、赤ちゃんとのお散歩がてら買いにいくのもいいかと思われる。

ベビーカー…車移動がメインかどうかで、どのダイプのベビーカーが必要になるかが変わってくるところもある。A型ベビーカーはしっかりしているし安心感はあるが、値段も高いし重く持ち運びは大変だ。ただ新生児から使えるのはA型ベビーカーなので、小さいころから徒歩での移動が多いのであれば便利だ。逆に車移動が多ければ、抱っこ紐の活用で首すわり・腰すわりまでまって、B型ベビーカーを購入すると費用が抑えられると思う。

哺乳びん、哺乳びん用乳首、哺乳びん用ブラシ、調乳ポット…これらは出産前に1セットあってもいいかなと思う。しかし母乳が出るか、出てもミルクの割合をどのくらいにしたいのかなどによって変わるので、どちらにするか決めながら揃えていってもいいと思う。私は母親を参考にした。血が繋がっている以上、多少体質は遺伝するとみていたので、哺乳瓶と乳首を1セットだけ用意するにとどめていた。

ガーゼハンカチ、ベビー用綿棒、ベビー用つめきり、清浄綿…このあたりはお風呂に使える。私は必需品として準備しているが、清浄綿はそう多くは使わない。へその緒が取れるくらいまでは使っていたと思う。

体温計、温湿度計、体重計…体温計は必需品。子供の体調管理に欠かせない。温湿度計は子供の有無によらずにあってもいいだろうが、我が家は使った覚えがない。体重計は子供用を購入しなくても、抱っこしながら体重を図り、その数値から自分の体重を引くことで計算できるので代用できるだろう。子供用は横型で邪魔になるので購入はお勧めしない。

ベビーバス…お風呂の入れ方も個人によるだろうが、我が家は用意する予定だ。ワンオペで子供をみる予定のある人は自分のお風呂の合間にベビーバスに入って待っておいてもらうなど、特に長くお世話になるだろう。ただ意外と身長がすくすく伸びてサイズアウトしてしまったりもする。きれいに掃除したキッチンや洗面台で洗うこともできる。

洗面器…新たに用意する必要はない。

湯温計…あってもいいだろうが、なくてもいい。お湯の温度調整がついている家庭なら不要だろう。

バスタオル…必須。新しいバスタオルを用意してあげたいところ。でも古いのがだめというわけではない。

沐浴ガーゼ…沐浴のガーゼを他のガーゼタオルや赤ちゃん下着で代用することはできる。別段「沐浴用」として用意する必要はないが、使わないわけではない。

全身シャンプー…急がないが必須。沐浴剤で最初は体を洗ってあげていたが、そう遠くないうちに前進シャンプーで洗い出す。沐浴剤はすべて使い切ることはなかった。

ローション…必須。最近の研究では、新生児期に保湿をするか否かによってアトピーになる可能性が大きく変わるらしい。そう聞くと子供のために塗りたくるよね。

大事なのは赤ちゃんが来てからの生活をよく創造すること

すべての赤ちゃん用品が必要なわけでも便利なわけでもない。何が必要かは人によっても違う。

自分たちの今のライフスタイルと赤ちゃんが来てからの生活を重ね合わせて、本当に必要なものを吟味していくことが大切になると思う。

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